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粘弾性による乳製品(バター・マーガリン)の塗りやすさ評価

乳製品、例えば、バターやマーガリンを塗る場合、その塗りやすさは温度に依存します。そこで、このような製品の塗りやすさを粘弾性の温度依存性測定することにより評価できます。一般に、乳製品の塗りやすさは、粘弾性測定における剪断弾性率の範囲が2×103Pa〜3×104Paの範囲が塗りやすいと言われております。この弾性率の範囲が低温から高温まで広い範囲のものほど、使いやすい製品です。

今回、市販のマーガリンやバターについて、粘弾性測定で塗りやすさの評価を行いましたので紹介します。

図:各種バター・マーガリンの温度依存性

図:各種バター・マーガリンの温度依存性

測定結果より塗りやすいとされる弾性率の温度範囲の広い順に並べると

A社マーガリン(2)>B社マーガリン(1)>A社マーガリン(1)>A社バター(1)となります。

このような評価は、関連する乳製品の塗りやすさの評価にも応用できます。
参考に使用装置等について、示します。

装置 レオメーター AR1000(TAインスツルメント・ジャパン社製)
温度範囲 5〜35℃
測定環境 大気中
試料量 10g
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