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代表理事挨拶

写真:公益財団法人 渡辺翁記念文化協会代表理事 竹下道夫

宇部市の躍進を導いた地域の偉大な先覚者である渡辺祐策翁は、明治30年に宇部興産株式会社の発祥となる沖ノ山炭鉱組合を設立し、宇部炭田を代表する企業に育て上げました。同時にその発展過程を通じて、地域と企業の「共存同栄」という強固な信念を作り上げ、その信念は、やがて掘りつくすであろう石炭から永続性のある工業開発へという「有限の鉱業から無限の工業へ」という理念に成長し、宇部地域の工業の育成、港湾整備、陸上交通整備等を推し進めることになりました。このように宇部という郷土に対して例を見ないほどの多大な貢献を行った翁の遺志を受け継ぎ、またその徳を讃えて諸々の行事が企画立案されたのは当然の成り行きでした。

めぼしいものでは、翁の関係した7事業各社の寄付を得て、昭和10年10月着工、12年4月に竣工(供用開始7月)した宇部市渡辺翁記念会館があり、今ひとつの企画として、親しく翁の指導を受けた地元有志が相諮り、地域の文化的基盤を培う目的で当財団の創設がありました。

その後当財団は営々と継続をされ、近年の事業では、各種文化事業、地元文化団体への助成事業、記念文庫と絵本文庫への寄付、また歴史的価値のある福原家古文書の出版事業を、最近ではプロの音楽家を招いて小中学生に指導をしてもらう「ふれあいコンサート」等の新規事業も開始しており、2016年12月には設立80周年を迎えます。

これまで、長年にわたり当財団の活動にご協力いただいた多くの方々に深く感謝するとともにこれからもますます充実した事業活動を展開し、宇部という郷土の文化向上に貢献させていただく所存ですので、これまで以上の皆様方のご支援ご協力をお願い申し上げます。

平成27年7月

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