2018年1月25日
宇部興産グループの宇部興産建材株式会社(社長:岡﨑正毅。以下「宇部興産建材」)とsoil株式会社(社長:石動博一。以下「soil」)は、日本製の良質な珪藻土日用雑貨の普及の促進を目的とした「日本珪藻土日用雑貨製造協会(会長:岡﨑正毅。以下 「協会」)」を2018年1月24日に設立し、同日に設立総会を開催いたしました。
珪藻土を主原料とした日用雑貨は、ここ数年、珪藻土バスマットをきっかけにその優れた吸水性や脱臭性でお客様に認知いただき、多くのご家庭でご使用いただいております。
しかしながら、一方では海外製を中心に、珪藻土の含有量が少なく吸水力の低い商品や原材料表示が不明な商品も流通しています。
珪藻土日用雑貨については、今まで含有量や吸水量等についての基準がなく、日本製と比べて品質に差がある海外製が流通することは、商品全体のイメージダウンや品質に対するお客様のご懸念にもつながりかねません。
この様な状況の中、宇部興産建材とsoilは共同で、日本国内のメーカーが国産の珪藻土を一定量の基準で配合した良質で安全な珪藻土日用雑貨をお客様へ供給するべく協会を設立いたしました。
協会では今後、珪藻土日用雑貨(当面はバスマット)に品質基準を設け、基準を満たす商品には右の「認定商品」を発行し、表示することを実施いたします。また、技術交流や新用途の研究開発及び機能の標準化を図ってまいります。
協会認定商品マーク(案)
日本珪藻土日用雑貨製造協会の概要
名称 |
日本珪藻土日用雑貨製造協会 |
目的 |
良質な国産珪藻土日用雑貨の普及促進 |
会長 |
岡﨑正毅(宇部興産建材株式会社 代表取締役社長) |
会員 |
宇部興産建材株式会社、soil株式会社 |
入会用件 |
日本国籍の企業が日本産の珪藻土のみを使用した日用雑貨の製造販売を業とするもの。 |
宇部興産建材の概要
会社名 |
宇部興産建材株式会社 |
所在地 |
山口県宇部市大字沖宇部字沖の山525-104 |
代表者 |
岡﨑正毅 |
設立時期 |
2015年2月 |
資本金 |
200,000千円 |
資本構成 |
宇部興産株式会社100%出資 |
事業内容 |
波板・OAフロア・建設資材の製造販売及び珪藻土バスマット製品の製造販売 |
soilの概要
会社名 |
soil株式会社 |
所在地 |
石川県金沢市神田1-31-1 |
代表者 |
石動博一 |
資本金 |
5,000千円 |
設立時期 |
2015年5月 |
資本構成 |
株式会社イスルギ100%出資 |
事業内容 |
珪藻土製の日用雑貨品及びバスマットの製造販売 |
岡崎会長の設立総会挨拶要旨
珪藻土日用雑貨、とりわけ珪藻土バスマットについては、テレビなど各種媒体で取り上げられ、少しずつではありますが、一般消費者への認知が進んできています。
一方、商品の性能や品質の基準や規程には特段の取り決めがなく、日本製に比べ品質に歴然と差がある海外製も、数多く流通しています。
このようななか、一定の品質基準を満たす珪藻土日用雑貨の普及促進を図ることを目的に、今般soil様と協働して、「日本珪藻土日用雑貨製造協会」を設立することといたしました。
国内メーカーとして、良質で安心・安全な珪藻土日用雑貨を供給すると共に、品質基準を満たす製品のラベル表示など、一般消費者にとってわかりやすい情報提供を行います。
また、会員各社の技術研鑽や技術交流を通じて、珪藻土事業の安定伸長と、健全な市場形成に寄与するよう努めてまいります。
【左より 岡崎会長(宇部興産建材 社長)、石動理事(soil社長)】
【設立総会の様子】
お問い合わせ先
ニュースリリースについてのお問い合わせ
- 〒105-8449 東京都港区芝浦一丁目2番1号 シーバンスN館
- 宇部興産株式会社 総務部 総務・広報グループ
- TEL:03-5419-6110
- インターネットによるお問い合わせ
-
- 〒755-0001 山口県宇部市大字沖宇部字沖の山525-104
- 宇部興産建材株式会社 管理部
- TEL:0836-22-0251
製品についてのお問い合わせ先
- 〒105-8449 東京都港区芝浦一丁目2番1号 シーバンスN館
- 宇部興産建材株式会社 特販部
- TEL:03-5419-6280
- 〒921-8027 石川県金沢市神田1-31-1
- soil株式会社
- TEL:076-247-0346