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UBEグループの温室効果ガス削減 2030年度目標がSBT※1認定を取得

2023年12月11日

UBE株式会社(社長:泉原雅人、本社:山口県宇部市、以下「UBE」)はこのたび、UBEグループのサプライチェーン全体での温室効果ガス(以下「GHG」)の排出削減2030年度目標について、認定機関であるSBTイニシアチブ*2(以下「SBTi」)より、その基準および推奨事項への適合認定を受けました。
UBEグループのScope1及びScope2のGHG削減目標は、SBTiの審査により、地球の気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑える取り組みに整合することが確認されました。

UBEグループは、2021年度を基準年として、2030年度までにScope1及び2のGHG排出量の総量を45%削減、さらに同期間に、Scope3のGHG排出量の総量のうち、「購入した製品・サービス」、「販売した製品の廃棄」および「投資」による排出量を25%削減することを誓約します。

SBT認定ロゴ:アイコンの右横にSBTの正式名称「Science Based Targets」が載っていて、その下に文字「Driving Ambitious Corporate Climate Action」が載っている。

UBEグループでは気候変動を、地球規模の深刻な緊急の課題であると同時に、グループの持続可能な事業運営を脅かすリスクとして捉えています。今回の認定を受け、UBEグループでは、バリューチェーン全体でのGHGの排出削減の取り組みを一層推進してまいります。

目標の概要

企業のGHG排出削減に関する目標は、SBTiの定量的、定性的基準および目標検証プロトコルに従って評価され、全ての適用要件に適合するものが認定されます。今回、認定を受けた2件の概要は以下の通りです。

基準年 目標年 目標値 算出方法 SBTi下限目標
Scope1及び2*3 2021年 2030年 45% 総量削減 42%
Scope3 **3 2021年 2030年 25% 総量削減 25%

*「購入した製品・サービス」、「販売した製品の廃棄」」および「投資(持分法適用会社等のScope1及び2GHG排出量の出資比率分)」を対象とする

  1. *1 SBT(Science-Based Targets): パリ協定が求める⽔準と整合した、企業が設定するGHG排出削減⽬標。
  2. *2 SBTi(Science-Based Targets Initiative):最新の気候科学に基づいた野心的な排出削減目標の設定を企業に促す国際的な団体。2030年までの排出量の半減および2050年までの正味ゼロ排出量の達成に向けた企業の取り組みを加速させることに注力しています。
    URL:www.sciencebasedtargets.org
  3. *3 Scope1:事業者自らによるGHGの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
        Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
        Scope3:事業者自らによる排出を除いた、事業者のバリューチェーンの上流から下流に至る全ての関連する排出

参考リリース

2023年4月27日
SBT認定取得に向けてコミットメントレターを提出

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