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基盤技術研究所

基盤技術研究所の研究内容

当社は化学事業以外にも建設資材・機械・エネルギー環境等、多くの事業を有しています。基盤技術研究所では、その中での共通基盤的な技術要素として「触媒技術」分野、「基盤的生産技術」分野に取り組み、技術の深化とその応用展開を図ります。また化 学と建設資材の業際的な「建築インフラ」分野を新たに設け、こちらについては早期の事業化を目指します。

これらを踏まえて、基盤技術研究所では以下の3つの分野の研究開発に取り組んでいます。

1.触媒技術

当社化学品のコスト競争力をより強化するために、触媒設計とその物性評価を支える基盤技術の質を高め、プロセス転換や新規触媒反応に関する基盤技術の開拓を進めるとともに、次世代触媒技術の創製にも注力しています。

研究内容

  • コスト競争力を有し、省資源・省エネルギーに寄与する革新的触媒の研究
  • 特徴ある酸化剤やマイクロフロー化学技術の深化とその技術展開
  • 無機化学と有機化学の双方の観点により設計された多孔体材料の研究

2.全社要素技術

実験的研究とその実用化のための設計・エンジニアリングの間を繋ぐインターフェイス(スケールアップ技術*)の強化や基盤的な要素技術の拡充に着眼し、生産技術に関わる研究開発を推進しています。実験とプロセスシミュレーションなどの解析技術によりプロセスの開発や改良検討を行うほか、将来に向けた新規技術の実験的検証、既存の解析技術の枠にない新しいモデルの開発等にも取り組んでいます。

具体的な使命として

  1. 将来の事業展開を睨んだ生産技術基盤の強化
  2. UBEグループの生産技術開発を担う研究者の育成

が挙げられます。

* スケールアップ技術とは「ラボスケールから工業スケールへの橋渡しを可能にする技術」を意味します

3.建築・インフラ関連分野への取組み

今後益々老朽化が進むインフラ構造物及び建築物の機能回復・強化を可能とし、長寿命化に貢献できる新たな建設材料・技術の研究開発を目的として設置されました。その研究領域は、土木・建築材料全般をターゲットに置き、まずは、これまで培った有機合成ノウハウを活用した複合化技術により、コンクリート構造物等の長寿命化に寄与する新材料・新技術の開発を目指します。

研究分野と特徴

当研究所ではナイロン、合成ゴム、ポリイミド等の化学事業、セメント、建材等の建設・資材関連事業、石炭、発電等のエネルギー・環境事業等の幅広い事業分野と連携し、全社横通しの要素技術向上のための基盤技術に関する研究を行っています。具体的には化学品製造のための革新的触媒創生を目指した触媒技術研究、高分子材料のフィルム化等の成型技術に関わる機械的要素研究、さらには化学事業と建設・資材事業にまたがった建築・インフラ向け化学品やその活用システムの開発等、中長期に取り組むべき宇部興産横通しの研究開発テーマを推進しています。

求める人材像、及び研究分野における活かせる専門分野

関連する製品は多岐にわたっており、それらの事業を支える研究開発には様々な分野の専門知識が必要です。有機化学、触媒化学、無機化学、高分子化学及び物性、化学工学、機械工学等に関する高い専門技術や専門知識は必要となりますが、職務に就いてからの努力とチャレンジ精神で必要な能力は十分に習得できます。我々が最も求めている人材は、自身が担当するテーマについて当事者意識を持って取組み、自ら課題を発見してその解決策を提案できる人材、そして経験したことがない課題に対しても果敢に取組み、社内外の人材も活用して課題解決に取り組む努力ができる人材です。

職場の雰囲気

メンバー間の議論は自由かつ活発で、明るく行われております。社内外の勉強会へも積極的に参加し、知識の向上に努めています。海外からの研修生の受入れ、海外生産拠点の問題解決や海外研究機関の利用なども行い、グローバルな課題解決に取り組んでいます。
基礎研究から工業化技術開発や製品開発まで幅広い業務を担っており、それぞれ得意とする専門分野も多種多様です。それゆえお互いに得意分野を補完しあう必要があるため、ディスカッションでは上下関係なく活発に議論されています。サイエンスに関して深く活発な議論をベースに、技術革新に対して強い使命と情熱を持っている集団であり、ものづくりを通して社会貢献を目指している職場です。